初級者におすすめのピアノの楽譜
導入が一段落してピアノを弾くこと、音符にも慣れたころにおすすめの楽譜をご紹介します。
当教室でも使用している楽譜です。
目次
バスティン先生のお気に入りレベル4
オルガンピアノ4が終わった生徒さんたちにピッタリなレベルで、とても楽しく個性的な曲が収められています。
「バスティン先生のお気に入りレベル4」を数曲上手に弾けたら、問題なくブルクミュラー25の練習曲へ進めます。
バスティンは現代曲になります。
面白い和音の響き、リズムのおもしろさがうまく噛み合って子どもたちが興味をもって取り組めそうな曲たちです。
ピアノの練習ABC
フランス人のル・クーペさんが書いた「練習曲」です。
「練習曲」というと日本では「チェルニー」が有名ですが、ル・クーペさんの「ピアノのABC」はスキルアップの要素がありながら、とても柔らかな印象のある曲が多いです。
先述の「バスティン先生のお気に入り」と併用してもいいかもしれません。
当教室ではオルガンピアノ4,バスティンベーシック3との併用楽譜として使用しています。
この楽譜、ひとつ難点があるとすれば、大きさです。
通常の楽譜よりもひと回り大きい為レッスンバッグに入らず、ギュウギュウに押し込まれて痛々しい楽譜になってしまっている生徒さんもいます。
でもフランスの香りが漂うきれいな曲が素敵です。
おとなのためのピアノ曲集〜ポピュラー編1〜
「おとなのための」とタイトルにありますが、子ども用にも使っています。
この楽譜からは「星に願いを」とか「エーデルワイス」、「虹の彼方に」などを「お楽しみ曲」として子どもたちに弾かせています。
こんな曲が弾けるようになると、
・お友達に弾いて聴かせる
・ちょっとした機会に弾ける持ち曲としてステキ
ではないでしょうか。
もっとたくさんの曲が収められていますが、「ロミオトジュリエット」とか「戦場のメリークリスマス」などはやはり大人向きです。
良いアレンジなので重宝して使っている楽譜です。
オルガンピアノ3〜4のレベルで弾けます。
まだまだ楽譜はたくさんありますが、とてもメジャーではないけれどおすすめの楽譜をご紹介いたしました。
いろいろな曲、楽譜に出会って音楽性の幅を広げていきたいものです。