子どもがピアノを始めるときに必要な補助台

「さあピアノを習おう!」

というときに楽器を準備されることでしょう。

しかし、皆さま「補助台」についての知識はないようです。

今日は子どもの上達に必要な「補助台」についてです。

目次

ピアノスキルの基本のために足をブラブラさせない

大人はどんな椅子に座っても足が床につかないことはないですよね?

でも子どもたちは足がブラブラになってしまいます。

足が固定されないと姿勢も悪くなるので、小学校低学年の机とイスは小さいサイズです。

ピアノも同じです。

適切な腕、手首、手の使い方をするために、足は固定されている必要があります。

どれだけレッスンでやっても手首がガックリ下がってしまう生徒さんがいました。

たまたまお母様が自宅での練習の写真を送ってくださいましてビックリ!!

イスは低いし足はブラブラでした。

以来、ひとりひとり椅子の高さや補助台についてお話するようにしています。

補助台ってどんなもの?

教室には3種類の補助台があります。

まずは一番リーズナブルで操作もワンタッチでOKの補助台です。

フェリーチェピアノ教室のレッスンで使用する道具

華奢な4歳ちゃんは、この補助台を一番高くしても足がつかないことがあります。

そのときは硬めの低反発のクッションを乗せて使います。

大抵は4歳ちゃんから150センチくらいまで使います。

スツールや硬めの箱などで代用することも可能だと思います。

しかし、ブルクミュラー25の練習曲やギロックなどの作品を弾くとなりますと、ダンパー・ペダルを使用します。

音を豊かに響かせる為の足元の一番右のペダルです。

今年の発表会では3〜4年生のお嬢ちゃんたちがペダルを使用する曲を演奏しました。

ペダリングも曲を仕上げるための大事な要素となります。

そんなときに必要なのはこの補助ペダルです。

フェリーチェピアノ教室のレッスンで使用する道具

写真に写っていない裏の部分にピアノペダルの上に乗せて動きを連動させるレバーが付いています。

3万円少々します。

コンクールに出場する際には必須アイテムなので、「メルカリ」では出品されるとすぐに売れてしまいます。

特に夏のコンクールシーズンを前に春頃からは中古市場は激戦です。

最後はコレです。

フェリーチェピアノ教室のレッスンで使用する道具

身長が150センチを超えてくると床まであと少し!なのですが、イスを低くすると手首が下がります。

補助台無しにしてイスにギリギリ座っているとカラダが後ろにのけ反ってしまいます。

なので、微妙なこの「アシストスツール」(商品名です)の出番です。

5年生〜6年生くらいの生徒さんが使用しています。

板と板の間の柱を外すこともできるので、3センチ〜5センチの低さにも対応します。

また、このアシストスツールのペダル(別売り)は非常に良く出来ていて、細やかなペダリングに対応してくれます。

子どもはいつか大きくなる

長く使わないだろうからもったいない・・・と思われるでしょう。

しかし、身長が160センチになるまでは使います。

手の正しい使い方は、足や腰や背中がしっかり支えられてこそです。

猫背やのけ反った体制からはいい音がでてきません。

楽器を購入される際に、一緒に検討いただきたいのです。

店頭では、なかなか多くの種類を見かけません。

web上で検索されてみて、実際に教室の補助台を見ていただくといいかと思います。

体験レッスンのお申込み

 

トトロお電話でのお問い合わせ045-584-7166おんぷフェリーチェピアノ教室おんぷ
横浜市鶴見区豊岡町40−2 アミーフラン2階
JR京浜東北線鶴見駅西口改札より徒歩8分
市営バス「三角」停留所より徒歩1分

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です