ピアノが上達する人とは?
フェリーチェピアノ教室のホームページをお読みいただきありがとうございます。
今日は、私が考える「ピアノが上手になる人」について書きます。
目次
ピアノの音を愛する人
これに尽きると思っています。
「うちの子は才能ありますか?」
と、先日のレッスンで聞かれましたけれど。
う〜ん・・・。
そもそも才能ってなんでしょうか。
私は「才能」の定義がわかりません。
確かに、モーツァルトのように10歳に満たないのにピアノがとても上手に弾けたり、作曲したり、編曲したりする子どもは現代にも存在します。
でも、第1線で活躍するピアニストたちは毎日毎日真摯に音に向き合い、弾き続けている人たちです。
20数年間ピアノ講師をしてきて、1名だけ「ピアノの音が大好き」と言って、レッスンに来るたびに感動していた生徒がいました。
このお嬢ちゃんは晴れて教室を卒業していきましたが、モーツァルトやいろいろな作品を弾けるようになりました。
私も満足できる素敵なピアノ演奏ができるところまで成長してくれました。
本物のピアノの音に接する機会をもってほしい
「電子ピアノはピアノではない」とお話しすると非常に驚かれます。
だって、ピアノは機械ではないから。
諸々みなさんの事情は承知しています。
私が言いたいことは、下記のユーチューブで長島先生がお話ししていらっしゃいますので、是非視聴されてみてください。
昨年、ショパンコンクールの入賞を果たした反田さんも、ロシア留学中は自身のピアノを持てずに、学校のピアノで練習
していたとお話しされていました。
本物のピアノに触れる機会を持とう思えば、いくつかの方法があると思います。
自分がタッチするとどんな「音」がかえってくるのか?耳を傾けて練習することは、とてもとても大事なことです。
電子ピアノが初めて登場したのは、1973年だそうです。
私が小学生の頃は、女の子の半分くらいがピアノを習っていましたが、当時は電子ピアノがない時代ですから、みなピアノを買いました。
私もアップライトピアノが家にありました。
グランドピアノを買ってもらったのは、小学6年生の時。
母が「そろそろ必要だと思った」そうです。
22時まで練習してもご近所から苦情があったことはありませんでした。
下手な演奏だったでしょうに・・・。
よき、おおらかな時代だったと思います。
生徒ちゃんたちが真のピアノの音に耳を傾けて、「音」を愛する感性が育つことを願っています。
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