ソルフェージュで音楽脳を育てる
フェリーチェピアノ教室では、土曜日16:15から小学生のためのグループレッスンを行っています。
月に2回レッスンです。
ソルフェージュのグループレッスンです。
目次
ソルフェージュとは?
音楽大学を志望する者にとっては必修科目ですが、一般の音楽愛好家には耳馴染みのない言葉だと思います。
ソルフェージュとは、楽譜を読むための基礎訓練です。
・初めて見る楽譜をその場ですぐに歌う&弾く
・ピアノで弾かれた音を楽譜に書き取る
ざっくりですが、主にこの2つが日本のソルフェージュの主流です。
フェリーチェピアノ教室のソルフェージュ
私はグループレッスンの目標を「音楽脳」を育てることに置いています。
もちろん通常のピアノレッスンも同じですが、「弾く」ことに軸足を置くか?「聴く」ことに置くか?の違いがあります。
30分のピアノレッスンで「歌う」「リズム」「聴く」「弾く」を多角的にやっていきます。
ここで出来ないこともたくさんあります。
そこで土曜日の夕方の1時間に濃密にプログラムとして組んでいます^^
2017年5月にスタートして生徒さんたちの弱点が見えてきました。
そのひとつがリズムの課題です。
例えば、「ちびまるこちゃん」の主題歌の冒頭。
私がピアノで弾き、楽譜にするとどうなるかな?をやってみますと。
リズムが一番の壁であることがわかりました。
毎回の「知ってる曲聴音」はこのリズムの問題をカバーするために行っています。
お楽しみも実はソルフェージュ
時々、ミュージックベルで遊ぼう!というと生徒さん方は大喜びです。
好きなんですね。
難しい曲をやるわけではありませんが、みなとても上手です。
しかし、今日初めて見る楽譜なんです。
「初見」のお勉強になっています。
ぱっと楽譜を見て、しかも自分の音のところだけベルを鳴らすわけですから、音とリズムの判断能力が必要です。
わいわいと楽しみながら学べるのもグループレッスンのよいところです。
これからの目標
低学年の生徒さんが多く進度は早くありません。
ソルフェージュのトレーニングは即効性があるものではありませんが、経験があるなしでは大きく違ってきます。
グループのメンバーさんたちにはいつもの教本のピアノレッスンで和音進行の話しができます。
曲の理解におおいに役立っています。
1年半かけて、リズム、聴音、和音付け、楽典プリントの学びをやってきました。
ここからもう一度基礎力の確認の段階です。
さっさと難しくすればいいものではなく、基礎的なことの理解力をあげたいです。
これから参加してみようかな・・・とお考えの方にも十分にご参加いただけます。
9月は8日(土)と15日(土)の16:15から17:15までがグループレッスンです。
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